ダイエット効果が高い運動は?

同じ運動でもダイエット効果が高い運動と、それほどダイエット効果が高くない運動があります。ダイエットをするうえで運動は欠かせないものですが、どうせ運動をするならダイエット効果が高い運動を行っていく方が、ちりも積もって数か月後には体重や体型に明らかな差が出てきます。

ダイエットにおける運動の目的とはあなたも想像がつく通り、運動することによってカロリーを消費することです。運動によってカロリーを消費して体脂肪を減らすことで、体重も減るし体型も細くなっていきます。

じゃあダイエット効果が高い運動とはどういうものでしょうか?

ダイエット効果が高い運動とは有酸素運動のことです。運動には2種類あって、その1つが有酸素運動であり、もう1つが無酸素運動です。有酸素運動とは呼吸による酸素を消費することでエネルギーを生み出しながら行う運動のことです。無酸素運動とは筋肉にためておいたグリコーゲンというエネルギーを使って行う運動のことです。

有酸素運動を簡単に定義すれば、15分以上続けて行うことができる運動のことです。また、無酸素運動を簡単に定義すれば、ごく短期間しか続けて行うことのできない運動強度の強い運動のことです。

有酸素運動の代表例としてはジョギングやウォーキング、水泳などです。無酸素運動の代表例としては筋肉トレーニングです。

有酸素運動は基礎代謝量を上げやすいのでダイエットに効果的なのです。基礎代謝量が高いと痩せやすく、基礎代謝量が低いと太りやすいです。それならば基礎代謝量が高い方がダイエットが有利になるに決まっています。

基礎代謝とは人間が生きていくうえでの生命活動を行う時に消費するエネルギー代謝のことです。例えば心臓が脈を打つ時にも心臓の筋肉がエネルギーを消費しています。呼吸をする時にも肺を動かす筋肉がエネルギーを消費しています。その他、体のありとあらゆる臓器を動かすためにも筋肉がエネルギーを消費しているのです。

そして、こういった心臓や肺や各種臓器が消費するエネルギー量、言い換えれば基礎代謝で消費するエネルギー量は莫大です。基礎代謝で消費するエネルギー量は、1日に消費する総エネルギー量の60~70%に該当します。これに対して体を動かすことで消費しているエネルギー量は、1日に消費する総エネルギー量の20~30%程度にすぎません。

基礎代謝量を1%上げることで、1日の総消費エネルギーは6~7%も増えることになります。これが基礎代謝量を上げることの重要性です。そして基礎代謝量を上げることのできる運動が有酸素運動なのです。

有酸素運動を行うことで基礎代謝量が上がるしくみについて解説します。有酸素運動の代表例であるジョギングを例に挙げてみます。

ジョギングをすれば当然呼吸を行うことから肺を動かす筋肉を鍛えられますし、体全体に酸素を供給するために血液を循環させなくてはならないので心臓を動かす筋肉が鍛えられます。その他発汗するための代謝機能、その他諸々の体の代謝機能に関係する筋肉も鍛えることができ、各種臓器も健康になって機能が向上していきます。

そうなると運動をしている時だけでなく、運動をやめた時の肺、心臓、各種臓器の消費エネルギーも高くなっていきます。これが基礎代謝量が上がる理由です。

これに対して無酸素運動の代表例である筋肉トレーニングの場合、トレーニングする部位の筋肉しか発達させることができません。無酸素運動では肺、心臓、各種臓器を鍛えることができないため、基礎代謝量が上がらないのです。