筋トレと有酸素運動で痩せるのはどっち?

筋トレの方が痩せるのか、有酸素運動の方が痩せるのか。これはダイエットをする人にとって大きな疑問だと思います。

「有酸素運動が脂肪を燃焼して痩せる」と言うのは一般的な常識であるし、「筋トレは基礎代謝を上げられるので痩せる」というのも一般的によく言われていることです。

同じ苦労するならより痩せる方を選びたいのは当然だと思いますが、筋トレと有酸素運動ではどっちの方が痩せるのでしょうか?

「有酸素運動と筋トレで脂肪が減る量が多いのはどちらか?」という疑問に対して、1つの研究結果が発表されたようです。

被験者を有酸素運動グループ、筋トレグループ、有酸素運動&筋トレグループの3つに分け、運動内容を次のようにしました。

・有酸素運動グループ=最大酸素摂取量の75%の強度で週12マイル(約19km)

・筋トレグループ=週3回、8エクササイズ、8~12レップスを3セット

・有酸素運動&筋トレグループ=上記2つの組み合わせ

8ヶ月上記の内容で実験したところ、「有酸素運動グループでは内臓脂肪と皮下脂肪が有意に減少した一方、筋トレグループではお腹周りの皮下脂肪は減少したが内臓脂肪は減少しなかった」という結果になったようです。

また、有酸素運動&筋トレグループは、「有酸素運動グループと比べれば有意な効果はなかった」とのことです。

やはり筋トレでは体脂肪が減りにくいようです。上記の実験結果から推測できる筋トレの欠点は、生活習慣病の予防や改善には筋トレが適さないということです。

ダイエットの目的が生活習慣病の予防や改善であった場合、内臓脂肪を減らすようなダイエットを行わなければ状況は改善しません。生活習慣病の原因が主に皮下脂肪ではなく内臓脂肪の増加にあるからです。

ただし、体型を整えて体の見た目を綺麗にするためには、適度な筋肉が必要です。ただ単に脂肪を減らしただけでは美しい体型とは言えず、筋肉が付くべきところには適度に付いていた方がメリハリがあって美しい体型に見えるからです。

そのため、まずは有酸素運動で体脂肪を減らしていき、その後に筋トレをして体型を整えていけばよいと思います。